「OMORI」を3周プレイした感想(冒頭以外ネタバレあり)

ゲームの感想

※この記事はnoteに書いたものを少しだけ修正およびイラストを1点追加したものになります。

2025年、久々に描いてみました
こちらは2022年当時の絵

「OMORI」、普段RPGを周回プレイなんてほとんどしたことがない私なんですが、3周もプレイしてすべての実績解除までしてしまうほど沼にハマったゲームでした。
クリア後、なんか、なんか自分も感想書きたい!書かせて!と思ったので勢い書くことにしました。

まずはネタバレなしのふわっとした感想。

超絶可愛らしいイラストはもちろん、ストーリーが非常に、非常によかったです。(ふわっとしすぎていますが、ネタバレなしではこれが限界…!)
状態変化に感情を使っていたり、畳みかけがあったりと従来のRPGとちょっと違う要素があったりと戦闘についてもある程度楽しむことができますが、そこを楽しむというよりはお話、アドベンチャー要素を楽しめる人向け。キャラクターの心情などを考察したりするのが好きな方にはとても合うのではないかなと思います。

ゲーム紹介にホラーや鬱描写があることについて注意書きがありますが、私はホラー系があまり得意ではない自覚がありました。(このゲームとよく似てると言われがちなアンダーテールやMOTHERシリーズにもややブラックな描写があるのですがそれも怖いと思ってしまうレベル…)

というわけで、公式のトレーラーや実況プレイ動画を少しだけ見てプレイできそうかどうか判断してから購入しました。そういった描写に苦手意識があるけど、気になるという方はそれらを見てから判断するといいかもしれません。あとは深夜にプレイしないことをお勧めします。
ちなみに、無事夜中にトイレに行くのが怖くなりました。今も怖い。

Amazon.co.jp: OMORI -Switch 【永久特典】取扱説明書、ステッカー 封入 : ゲーム
Amazon.co.jp: OMORI -Switch 【永久特典】取扱説明書、ステッカー 封入 : ゲーム

※ここからネタバレあり感想です!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

サニー(ノーマル)ルート(駆け足プレイ)→オモリ(引きこもり)ルート→サニールートと3周プレイして実績解除、各エンディング回収しました。プレイした方なら分かってもらえるはず、という感じになるべく簡潔に書かせてもらいます。

★1周目 サニールート(初見、駆け足プレイ)
前述のとおりホラー系が苦手で、びっくりホラー要素が来そうなところでは遠目に見たり目を逸らしながら乗り切りました。大体は「くるぞ…今からこわいのくるぞ…」という予備動作があるので心の準備ができるけどマジでいきなり来るときもあるから困る!もうっ!(でも怖いもの見たさでちゃんと見たいという気持ちもある~ 心がふたつある~)

とにかくイラストが可愛かったのでクリアまで頑張ろうと思えました。ヒロの笑顔特に好きすぎるし最初のアルバムの写真もとにかくよすぎてすっかり心を奪われてしまった…オモリは冷え性。
オモリが友達作るのが得意じゃなさそうな感じ(ひどい)だったので最初からお友達がたくさんいて安心した…特にマユすき。あああああああああ!!!

…なんて思ってたら現実世界では真っ暗な家で次々怪奇現象?(当時はそう思った)が次々起きてヒエッってなりましたね。ゆめかわからの落差がすごすぎる~。と言っても心霊現象というよりはサニーの心理的なものなのだろうかと思いましたが…。次の日でケルが迎えに来てくれて救われた…お友達はちゃんといた…疑わずに安心して即ドア開けちゃった…ケルは光。

現実世界でもひとりぼっち、ということはなくほとんどの間ずっとそばにいてくれる友達がいたので多少不穏な展開はありつつも安心してハルバル町を楽しみました。ハルバル町のBGMすき。

ヘッドスペースはサニーの夢の中の世界ということでいいのかなと思うのですが、夢として非常にリアルだな…とつくづく感じる。私もよく夢の中でヘンテコ空間に迷い込むことがあります。太ったおじさんに自分の服を次々と勝手に無理やり着られて破かれる夢を見たことがありますが、今でも覚えているくらいヘンテコでした。
夢ってそのときの心の状態を映してたり映してなかったりするよね。
特に終盤でサニーがオーブリーのことを好き(だった?)ってことが分かった後はオーブリーがオモリに好意を寄せているっぽい会話を思い出して「あぁ…」ってなった…
(しかも現実のオーブリーはあくまで友達の域を超えていないというか…そうでもなさそうに見えることを考えると…)

そしてクリア後はそのあまりにも~な真相にしばらく放心状態のような感じになりました…
サニーもバジルも完全な悪人ではないってことがよくわかるけれども一般的には許されないことをしているだけに、めちゃくちゃしんどい…
誰かが亡くなってしまう、いなくなってしまうお話って涙腺が弱いのでクライマックスではいつもドボドボに泣いてしまうのですが、あまりの衝撃に1周目では涙も全然出なかった…

★2周目 オモリルート
2周目はケルからのドアノック、無視したくないよお…と思いつつひきこもりの道を選びました。それで実績解除しつつ2種類のエンディングを迎えたわけですが…

このルート、救いが…ない…
クリア後は心に穴が空きます。
特にあるエンドについては、解釈によってはずーっと抱えていた苦しみから解放されるから少なくともサニーだけは救われるのかもしれない…とは思えなくもないですけどね…でも他のみんなが…ね…

当たり前といえば当たり前だけどどうしてもバジルを助けられず、グッドエンドにたどり着けないのがキッッッツい。
あと昼夜関係なく、なにか君が現れて干渉してくるんですよね。サニールートではなかった現実世界の昼間とかにいきなりびっくりホラー来るから困る。困る!!!!!めちゃくちゃ心の奥にしまおうしまおうと思うほど出てきちゃうということなんでしょうかね、なにか君。

どれだけヘッドスペース(夢の中)でレベル上げをしても、マホウツカイカを何体も狩って大アサリ持ちになっても、すべての敵を倒したとしても、レベルカンスト、最強装備を手に入れてこの世界で最も強くなったとしても、現実ではレベル1の少年でしかなくて、きっとこの後(特に引っ越しエンド後は)すべてオモリによってこれまでの冒険をなかったことにされて、また都合の悪いことに蓋をしてイチからやり直しをこれからも繰り返していくのかとか考えちゃうと…悲しくなるなぁ…。オトナリベッドルームはアルティメット安らか空間のはずなのに見ててしんどかった。
でもあと1日のところでみんなが楽園から戻ってきてまた遊び場がにぎやかになったところは嬉しくなっちゃいました。ハンフリーも小切手あげたら中の人たち復活してて嬉しかった。そして助けたバジルがピクニックにずっといるようになるっていうのはマリと同様にどこかへ行かないようにピクニックに縛り付けた、あるいはもう現実世界には…ということなのかなと思ったり。

3周目まで含めて一番ゾッとしたのが、あと1日で初めてピアノの部屋に入れた時にそこにあるはずのピアノがないことにされちゃってるところなんですよね…音楽やってた要素を徹底的に排除しに来てる…個人的に追加のブラックスペースより心に来た。
あ、でもアビーがいるところの先に追加のブラックスペースがあるって知らなくてうっかり入っちゃった時もめっちゃ怖かった。帰り方も最初分からなくてめっちゃ怖かった。まあ…とにかくそれだけサニーの心の闇は深いということなんですね…

あ、あとあと、元スイートハート城の所有権をもらえる例のアレも思い切って頂いてみたのですが、アレもなかなか心にきました。家族写真にあふれた穏やかな部屋にするんかい!って…。サニールートでもできたのかもしれないけど、オモリルートでこれをやると、ああ、オモリ(サニー)の中ではこれが「お城」なのか、と…オモリの中でおそらく一番大切な思い出なのか(でも絶対戻れないしこれからも罪の意識を1人で抱えて生きていく)…って考えてしまうと…やはりこのルート、救いがない…

余談ですが一番びっくりしたのは静寂ワンちゃん登場シーンです。オレンジオアシスは怖いとこないっしょ~ってナメてて寝る前にやってたから尚更…

★3周目 サニールート(実績解除、他エンド鑑賞メイン)
2周目でぽっかり空いた心の穴を埋めるべく、ルンルンでケルのドアノックに応じ、現実世界をなるべく隅から隅まで歩き回りました。ケルは光。

1周目はとにかく結末を早く知りたくて仕方がなくて本筋以外ぶっ飛ばしてしまったので、ここでハルバル町でのサブクエ的なものをこなしていく中でさらにOMORIってゲーム、すげぇ…ってなったよね。
おそらくすべての家の人に関わることができるみたいで、そこでそれぞれの家にも誰かの遺影があったり親子や兄弟仲があんまりよくなかったりいろいろ事情を抱えながら生活していることが分かって…家族の数だけ大なり小なり物語があるんだな…ってことをとても考えさせられました。こういうの大好き。
エンジェルの部屋にあるノートは必見。ケルについて一つの疑惑が浮かび上がります…。
リサイカルトのアジトで戦闘ができたのは非常にテンションがあがった。タッチもできたし。妄想オチだけど。


3周目となると結構気持ちの整理がついていたので、2度目のグッドエンドムービーではいつも通りドボドボに泣きました。2回目見るといろいろ発見があるね…
現実世界サブクエを全部クリアすると病室がお花まみれになるのあったかすぎる。

その他のエンドも見ましたが、う~ん、こっちも相変わらずしんどい!!!
バジルがアレしてしまったのを見た後に部屋のドアが消えていくのにこれまたゾッとした。見たくないものに蓋をしちゃう系の描写にゾッとしやすいらしい…

バッドエンドもあともう一歩頑張ればグッドなのに…というところで分岐するところがすげぇ…OMORIってゲーム…ってなる。

最後は目に光を取り戻したサニーと青空が映るタイトル画面にしてプレイを終えました。

★まとめとおまけ
…ということで長々と書き殴ってしまいましたがそれだけ心に残り、やってよかったなと思ったゲームでした。今は他の方の感想や実況プレイを漁るモンスターと化しています。オレ カンソウ ミル タノシイ…。

ちなみに、8年前に発表されたトレーラーを前述の「サニーがオーブリーを好きだったこと」を知ってから見ると0:47~0:50と1:23~1:26あたりで切なさやらエモやらいろんな感情が沸き上がりすぎてぐちゃぐちゃになるのではないかと思います。私はなりました。ハァ~…
正直クリアしてからこのトレーラーを見たので、クリア前に見ていたらまた感想が変わっていたかも…特にバッドエンドとか。まだ見てないみんなは、見よう!

また何か感想を書きたくなるゲームをプレイしたら書こうと思います。

ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました